- PVが伸びない…
- 滞在時間が伸びない…
- 成約しない…
そんなあなたに向けて書きます。
今回は、コピーライティングにおける重要な考え方の1つ「4つのNOT」についてお伝えします。
これをマスターすれば、PV数・滞在時間・成約率が向上。
そして、現代における新通貨「信頼」を獲得できます。
僕自身もこの考え方の重要性をかなり感じており、今でも強く意識している書き方です。
とはいえ、4つもすぐに覚えられないと思うので、ブックマーク推奨です。
※全て覚える必要はないです。気になるところだけつまみ食いでOK。
- 【驚愕】4つのNOTとは【読者を魅了する考え方】
- 全てを覚えなくてもいい【重要なのは…?】
このあとお伝えする理論を意識して記事を書いた結果、
- 月間8万PV
- 月収11万円
のサイトをブログ開始1年目で作れました。→プロフィールに詳細あり。
- 平均滞在時間12分強の記事もあります。下に証拠画像あり。
平均滞在時間12分強の証拠画像
Contents
【驚愕】4つのNOTとは【読者を魅了する考え方】
まずは、4つのNOTの概要から。
not open = 開かない
not read = 読まない
not believe = 信じない
not act = 行動しない
読者はこの4つの心理障壁をもっています。
つまり…
記事を開かないし、
記事を読まないし、
記事を信じないし、
記事を見ても行動しない
というわけです。
読者は、僕たち執筆者が思っているよりも全然動いてくれないということを理解しましょう。
ここが読者目線の記事を書くスタートです。
といっても、
いやいや、自分はそんなことないし共感できんわ!
という方もいると思いますので、そんなあなたに質問です。
あなたはGoogleで検索した時…
- 表示されたサイトをいくつも見ますか?
- 開いたサイトを隅々まで見ますか?
- その内容を全て信じますか?
- その記事の通りに行動しますか?
…たぶん、大半の方がNoだと思います。
記事に書いてある通りに”行動する”なんてこと、ほとんどないですもんね。
なので、そもそも「読者は全然興味を示さない」という事を頭に入れて、そんな読者を想定して対策していくことが重要です。
それでは、4つのNOTの各項目について解説していきますね^^
自分が思っている以上に読者は興味を示さない。
NOT open
ますは、not openから。
not open = 開かない(今ここ)
not read = 読まない
not believe = 信じない
not act = 行動しない
基本的に、大半の読者は記事を開くことすらしません。
その根拠として、以下はGoogleでの検索順位とクリック率の調査結果です。
(検索順位:クリック率)
1位 :21.12%
2位 :10.65%
3位 : 7.57%
4位 : 4.66%
5位 : 3.42%
6位 : 2.56%
7位 : 2.69%
8位 : 1.74%
9位 : 1.74%
10位: 1.64%
出典:https://seopack.jp/seoblog/google_ctr_2017/
検索順位1位の記事ですら、10人に2人しか開きません。
8位以降になってくると、100人に2人以下。
読者が記事を開くというのは、これくらいの確率なんですね。
つまり、そもそもほとんどの人が記事を開くことすらしてくれない、というわけです。
では、どうすればいいのでしょうか?
NOT openの対策
根本的な対策としては、タイトル・説明文(ディスクリプション)の工夫が必要です。
読者が最初に見る部分を最適化する感じですね^^
ディスクリプション=赤枠の部分。検索結果でタイトル下に書かれる説明文。直接的なSEO効果は無いと言われているが、クリック率向上の効果はある。
工夫というのは具体的には以下の施策です。
- 手軽さをアピール
- 概要を短くまとめる
- 惹かれる単語を入れる
- 記事のターゲットを伝える
- 具体性を示す(数字を入れるなど)
という感じですね。
ちなみに、惹かれる単語というのは具体的には以下のような言葉です。
裏ワザ | 体験談・実体験 | 閲覧注意 |
初心者向け | 無料 | 簡単 |
悲報 | 最新版・2021年版 | 最強 |
まだまだありますが、使いやすくて効果的なのがこの辺りです。
※他の言葉も知りたい方はLINE送ってください^^
この辺りの話はけっこう奥が深いので、別記事にて解説していく予定です^^
NOT read
次に、not read。
not open = 開かない
not read = 読まない(今ここ)
not believe = 信じない
not act = 行動しない
基本的に読者はあなたの記事をちゃんと読みません。
正確にいうと、流し読みしていきます。
しかも、ほとんどが最後まで読んでくれません。
この理由としては、「読者の目が肥えているから」というとわかりやすいですかね。
いろいろなサイトを見てきた経験から、「これは見にくいな」と感じたり「たぶん求めてることと自違うな」と感じたりすると、すぐに離脱します。
こうして、記事の滞在時間が低下。
成約数が減り、SEOにも悪影響を与えます。
これを知ったとき、僕自身は割としっかりと読むほうなので、「そうなんかなあ…?」って思ったりしていました。
しかし普段から意識してみると、たしかに流し読みだったり、すぐ離脱したりしてました。
これは僕も驚きました。
意識してみると、大半の人がnot readなんですよね。
NOT readの対策
実は、NOT readの対策は、先ほどのNOT openと同じ方法です。
違いは、冒頭文・見出しに使うという点だけ。
要は、記事内で使うってことですね^^
- 手軽さをアピール
- 概要を短くまとめる
- 惹かれる単語を入れる
- 記事のターゲットを伝える
- 具体性を示す(数字を入れるなど)
なぜ冒頭文と見出しに入れるかというと…
- 冒頭文=記事で最初にくる=離脱率の高いところ
- 見出し=目立つ部分=読むか読まないかの判断に使われる
からですね。
もちろん本文中にもどんどん施策を入れていったほうがいいのですが、それよりも先に目に入る部分から優先的に工夫していくべきですね^^
NOT beliebe
次は、not believe。
not open = 開かない
not read = 読まない
not believe = 信じない (今ここ)
not act = 行動しない
あなたの記事は信じてもらえません。
基本的に、読者は記事の内容を信じません。
あなたもそうですよね?
「1ヶ月で◯万円。絶対に稼げる方法を教えます!」
ってネット上に書いてあっても、「んなわけねえ」ってなりませんか?
※実際は可能です。
これは割と極端な例でしたが、読者は記事の内容を信じないというのは頭に入れておきましょう。
それをわかった上で施策を打ちます。
※ちなみに、「1ヶ月で数万円。絶対に稼げる方法」は以下の記事で解説しています。
(怪しさMAXですが、完全ホワイトです。僕もしました。)
NOT believeの対策
対策はカンタンです。
「権威性」を示せばいいです。
具体的には…
- 実績&知識をアピール
- 有名人・権威の名前を借りる
- 引用
このあたりを行います。
実績&知識をアピール
本記事では、冒頭で使っています。
この部分↓
僕は、記事全体の信頼性を高めるために、いつも冒頭で権威性を示します。
この時に重要なのは、記事に関連する実績であること。
たとえば今回の記事で、
- 対面営業で〇〇な成果を上げました!
って言っても記事の信頼性は上がりませんよね。
効果のないアピールはむしろマイナスとなる場合もありますので、関連性には注意しましょう。
とはいえ、実績や知識が無いなら書かなくてもOKです。
無理して書くと強がりな印象になるので、逆効果になります。
有名人・権威の名前を借りる
有名人・権威の名前を借りると、カンタンに信頼をゲットできます。
これは具体例からいきます。
- (有名人)さん愛用!
- 〇〇大学の研究結果で…
こういった表現をすることで、有名人・権威の信頼を借りることができます。
これを読んだ読者は、
- 〇〇さんが使ってるならいいやつかも!
- 大学の賢い人が研究した結果なら間違いないか…!
って思うわけですね。
医者を例にするとさらにわかりやすいです。
病院に行って、お医者さんに言われたことってほぼ無思考で信じていないですか?
大半の方が信じてると思います。
これは、「医者」という圧倒的な権威性があるから。
医者というだけで、
- あらゆる病気に精通している
- 高学歴・賢い
- 信頼できる
といったようなイメージを持つんですね。
この権威性を利用しているところがたくさんあります。
たとえば、「医師が監修!〇〇シャンプー」的なやつですね。
医師が監修していると聞くだけで、「よくわかんないけど良さそう」とか「考え込まれてそう」みたいな心理になります。
このように、権威性のある言葉を入れることで一気に信頼感を増すことができます。
※ただし嘘は絶対にいけません。
引用
引用というのは誰かの文章を記事に入れることです。
こういうやつですね↓
人を動かすためには、そのターゲットを絞っていく必要があります。
出典:https://hori-marketing.com/three-one-812
これを入れることにより、記事に第三者の意見を入れることができます。
このような第三者の意見は、信頼性が高いです。
これをウィンザー効果といいます。
ウィンザー効果=直接伝えられるよりも、第三者から聞いたほうが信頼性が上がるという心理効果。
たとえば、シャンプーを紹介する時に…
- これめっちゃしっとりすると思うので、おすすめです!
- Amazonのレビューを見てみるとこんな意見がありました!
”髪がしっとりしたので、買ってよかったです”
っていう2つの文章があるとすると、Amazonレビューの方が信頼性は上がりますよね。
これは、Amazonのレビューが、あなたとは関係のない第三者意見だからです。
また、押し売り感も抑えられるのでイメージ良いですよね^^
NOT believeのまとめ
対策が長くなってきたので、まとめます。
- 実績&知識をアピール【自分の権威性】
- 有名人・権威の名前を借りる【医者の意見は無思考で信頼する】
- 引用【第三者意見】
これを全て使っていけるといいですね^^
例えばですが、冒頭で自分の権威性を示して、さらに同じ考えの有名人の意見を引用する。
みたいな感じで、「自分×有名人×引用」という掛け算もありです。
NOT act
最後に、not act。
not open = 開かない
not read = 読まない
not believe = 信じない
not act = 行動しない(今ここ)
長くなってきましたね…
ちょっと休憩してはいかがですか??
一旦閉じて、疲れがとれたら、最後のNOT actに進みましょう^^
ゴールはもうすぐです。
…
ということで、NOT actの解説に進みます。
NOT actは、「読者は行動してくれない」という意味です。
これを知ることで、アフィリエイト収益を爆増させることができます。
例を出しますね。
と、その前に…
突然ですが、ここまでのNOTを踏まえて、1記事書いてみてください^^
(書けるまでは絶対にこの先を見ないでください。答えがあるので。)
…
…
…
…
といって、本当に書きましたか?
書いてないですよね。笑
人間というのは、「〇〇してください」といってもなかなか行動してくれないものです。
アフィリエイトに置き換えると、「これを買ってください」ではほとんど売れないということです。
これを頭に入れておきましょう。
NOT actの対策
NOT actの対策はちょっと難しいです。
その代わり、効果が絶大です。まじで。
その対策とは、心理学を使うことです。
先ほど僕は、「読者は行動してくれない」とお伝えしました。
ですが実はそのとき、心理学を使ってあなたを誘導していました。
どういうことかというと、実は僕は「記事を書いてね」と言っておきながら、「記事を書かないように誘導した」のです。
(ちゃんとNOT actまでお伝えしていない状態で書かせてしまうのは申し訳ないですからね…)
これをどのように行ったかというと、ここです。
(書けるまでは絶対にこの先を見ないでください。答えがあるので。)
これは、カリギュラ効果という心理効果です。
カリギュラ効果=禁止されるとむしろやりたくなる心理効果
「アフィリエイト収益爆増するよー」って煽っておいて、「けどまだ見るなよ」って禁止されると、むしろ早く見たくなるっていう流れですね。
このように、読者を操る心理学・記事の書き方・手法というのはたくさんあります。
- スノッブ効果(希少性)
- プロスペクト理論(損を嫌う)
- フレーミング効果(言い方を変える)
- サンクコストバイアス(もったいない精神)
- ゴルディロックス効果(真ん中がちょうどいい)
などなど…
この辺りを解説していると長くなってしまうので、別記事にて解説予定ですm(._.)m
全てを覚えなくていい【重要なのは…?】
ここまでめちゃめちゃ長くなってしまいましたが、重要なのは
記事を開かないし、
記事を読まないし、
記事を信じないし、
記事を見ても行動しない
ということです。
たぶん、この記事の内容を覚えるには時間がかかると思うので、ひとまずこの4つのNOTだけ覚えると効果的です。
細かいテクニックもあるに越したことはないですが、この4つの基本を頭に入れておくだけでもかなり違ってくると思います。
この4つを意識して、「売れる文章」を書いていきましょう^^
といっても、行動する人は少ないです。(NOT act)
言い換えると、行動した時点でライバル激減ですね!(フレーミング効果)
逆に、いまから行動しないと、記事を読んだ10分と新しい知識を捨てることになっちゃいますよ…(プロスペクト理論)
人間はアウトプットしないとすぐに忘れちゃいますからね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!(御礼)
※心理学系の記事はまた今度書きます。笑