- 文章がまとまらない…
- アフィリエイトで稼げない…
- コピーライティングの基礎を知りたい…
こんなあなたに向けて書きます。
今回紹介するのは、コピーライティングの基礎、『3つのONE』です。
3つのONEとは…
- One Market(マーケット)
- One Message(メッセージ)
- One Outcome(アウトカム)
のことです。
これをカンタンに解説すると…
「市場を1つに絞り、メッセージを1つに絞り、出口を1つに絞る」
ということです。
これで理解できた方はここで閉じてOKです^^
これをマスターすることで、あなたの文章を最後まで読んでくれて、成約に繋げることができます。
- 3つのONEのイメージ
- One Market(マーケット)とは
- One Message(メッセージ)とは
- One Outcome(アウトカム)とは
- 3つのONEの効果
- 1広告から17万円稼ぎました
- 一般的に平均1~2%のCVR(成約率)に対して、6%の記事を書きました。
- 承認率は89%です。
証拠画像(横長なので、見にくくてごめんなさい…)
3つのONEのイメージ
3つのONEは上の画像のイメージです。
カンタン解説すると…
- 書く市場(ターゲット)を絞って=One Market
- そこへ1つのメッセージを発信して=One Message
- 1つの出口(広告・他記事へのリンク)を用意する=One Outcome
です。
具体例を挙げると…
- 『車が欲しい30代独身男性向け』に
- 『中古400万円で買えるモテる車を紹介』して
- 『中古車販売サイトへのアフィリエイトリンク』へ誘導する
という感じですね。
たぶん、
…普通じゃね?
って思われたかもしれませんが、できていない人が多いです。
初心者以外にも多くの人が陥りがちな、もったいない書き方だったりするので、この先でそれぞれ詳しく解説します。
One Market(マーケット)とは
One Market(マーケット)とは、狙う市場を1つに絞ることです。
ターゲットを絞る、というとわかりやすいですかね^^
これをすることで、成約に繋がる濃い見込み客を集客し、さらには成約率を上げることができます。
文章というのは基本、
- 広く浅くウケる文章
- 狭く濃くウケる文章
の2種類しかありません。
どちらにも一長一短はあるのですが、人に行動させようと思うと、濃くウケる必要があります。
そのため、アフィリエイトで成約率を上げるには、できるだけ市場を絞り、読者を動かす文章を書く必要があります。
というのは簡単なことなのですが、意外にも多くの人ができていないところです…
例えば、先ほどの車の例を挙げると…
- 車が欲しい30代独身男性向け
- 車が欲しい人向け
だとしたらどちらの方が成約率が高いでしょうか?
これは①なんですね。
なぜかというと…
- は、集まる客層が絞られているので、その客層がたくさんあつまる&30代独身男性向けに記事を書けば強く響く。
- は、集まる客層が絞られていない=様々な客層があつまる=どんな記事でも少数の人にしか響かない。
(ごめんなさい。ここは少し難しいかもです…スルーでOK)
ここでなぜ②が悪いのかというポイントを解説しますね。
②の悪いポイントは、これまでも書いている通り市場(ターゲット)を絞れていないところです。
というのも、「車が欲しい人」といっても、
- 男性or女性
- 20代or50代
- 一人暮らしor5人家族
- 400万円くらいの車が欲しい人or100万円以下の車が欲しい人
などなど、様々な事情=ニーズがあるわけです。
それを無視して記事を書いても、それは読者目線ではなくあなた目線の記事。
つまり、読者に響かない記事になってしまうんですね。
人を動かすためには、そのターゲットを絞っていく必要があります。
市場(ターゲット)を絞って、読者目線の文章を書く。
One Message(メッセージ)とは
One Message(メッセージ)とは、「伝えたいことを1つに絞る」ということです。
これをしないと、読者が混乱してしまいます。
人間は、混乱すると行動を避けるので、成約率が下がります。
というのも、選択肢・情報量が多すぎると、人は思考停止してしまいます。
そのため、記事で「ここがこうよくて、一方でこんな良い点もあって、こんな場面ではこんな良い点もあって、スペック的にもこんなによくて…」みたいに軸のない発信をしてしまうと、むしろ逆効果です。
先ほどの車の記事の例で具体的に解説すると…
- 中古400万円で買えるモテる車を紹介
- おすすめな車、スポーツ、お菓子を紹介
だとすると、①を見たい!って人はいるかもしれませんが、②は見よう!!とはあまり思いませんよね。
たぶん、②を見るくらいならググり直すと思います。
ポイントはもちろん、「伝えたいメッセージが1つに絞られているか」という点。
②は、発信しているジャンル・内容がぐちゃぐちゃなので、読者にとって興味のない情報が多いということになります。
なので、市場を絞った上で、その人に伝えたいことも絞って伝えましょう^^
補足①:
- 「あれもこれも伝えたい…!!」
- 「伝えたいこといっぱいあるのに…!!」
という方。
そんなときは別記事で書きましょう。
1つの記事で1つのメッセージ。
もっと伝えたいなら、深い情報は別記事で書き、そこへのリンクを貼ればOKです。
そうすることで、深い情報まで知りたい読者にだけそれを発信することができます。
補足②:
- 絞ると発信する内容が薄くなる…!!
- ひとことで終わっちゃう…!!
という方へ。
少し付け加えると「One Message」は、内容を絞るのではなく、内容の軸を定めるという意味です。
具体的には、「中古400万円で買えるモテる車を紹介」という内容の場合…
×モテる車を1車種だけ書く
◯モテる車を5車種書く
◯モテる車を5車種+モテる車の条件を書く
という感じですね。
発信する軸(ターゲット)を「車でモテたい30代独身男性」としているので、このような内容になります。
+αの部分は、発信する軸に沿っていればOKです。
伝えたいことを1つに絞る。
もっと伝えたいなら、別記事で書いてリンクで繋ぐ。
One Outcome(アウトカム)とは
最後に、One Outcome(アウトカム)です。
これは超カンタンなことです。
「出口が多いと、一番行って欲しい出口へ行く人が減りますよ」
ってことです。
出口=記事のゴール=アフィリエイトリンク・メルマガ登録リンクなど
ここまでで、発信する市場(ターゲット)・内容は絞れているはずなので、出口も必然的に絞れていると思います。
そこに合わない出口が設置されていたり、あまりに多い選択肢だと読者はその出口へ行かずに離脱してしまいます。
そのため、成約数を増やしたいからといって、むやみやたらに広告を貼るのは逆効果です。
※SEO的にも「踏まれないリンクが多いと悪評価」と言われています。
読者が求めている出口を、自然な流れで紹介するということが重要です。
出口もできるだけ少なく!
3つのONEの効果
3つのONEでは…
- 市場
- メッセージ
- 出口
を絞るという内容を解説しました。
こういうと…
絞ることで、利益が減ってない…?
って不安になる方もいますが、むしろ逆です。
考えてみてください。
- 「ちょっとそこのひと〜」って呼ばれる
- 「20代男性でApple製品がお好きなアナタ」と呼ばれる
こうなると、僕は①は軽くおじぎして去りますが、②だったら「お?」って反応します。笑
これは僕が②の人に当てはまっているからですね。
とはいえ、①も当てはまってはいますが、響いていません。
これがなぜか。
それは、「カクテルパーティー効果」という心理効果が働いているからです。
自分のことや、自分に関係あること・興味のあることは、雑音の中でも聞き取ることができる
つまり…
- いろんな人に当てはまること=自分には関係ないかもしれない…
- 自分のこと、興味のあること=つい聞こえてしまう。
こういうことですね。
「できるだけ多くの人に届けよう」って思うよりも、「ターゲットはこんな人!」って絞った方がむしろ集客力があるということです。
なので、安心してどんどん絞って濃い集客をしていきましょう!
今回の記事は以上となります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。